東工大2017レポート

数学

第1問 (0〜15分)

第2問 (15〜55分)

第3問 (55〜111分)

(1)△(2)×

第4問 (111〜120分)

(1)×(2)×

第5問 (120〜144分)

(1)×(2)○(3)△


1は整数問題だが、条件を読み取ってNの候補を絞り切った上で全通りを算出、考察すれば良く、難はない。


2はよくある絶対値の積分の問題。積分範囲を見て、t-x=y的な置換も考えたが、上手くいかず、普通に微分した。分子丸ごと置換と分子の有理化(今回は絶対値記号を外すのに使った)という東工大頻出の解法が2つ出て来た(これを押さえていれば一本道)。


3は「で、でたぁ〜w」って感じ。場合が3通り出ることが分かれば相似な三角形を探していくだけで終わる。


4は題意の把握が上手くいかなくて挫折した。私が語れることは今のところないのでスルーで。


5は複素数の問題。東工大はどうやら複素数を2解に持つ実数係数の高次方程式が好きらしい。複素数独特の議論はそこまでないので、普通の領域問題と同様に解けばよろしい。


物理

第1問 (0〜24分)

[A](a)○(b)○

[B](c)○(d)○(e)×

[C](f)○(g)○(h)○(i)○


第2問 (24〜74分)

[A](a)×(b)×(c)×(d)×(e)○

[B](f)○(g)×(h)×


第3問 (74〜114分)

[A](a)○(b)×(c)×(d)×(e)×(f)△(g)×(h)×


1は浮力の単振動の問題。[C]で物体が持ち上がると水かさが減ることに注意。


2は電磁誘導と回路の問題。スイッチを切り替えると定常状態になるまでに速度、電流がどのように変化して収束していくかを[A]を誘導として問うている。


3は気体分子運動論。(b)の「仕事がエネルギーを変化させる」関係が理解出来ているかが運命の分かれ目。


化学

第1問 (0〜34分)

1△ 2△ 3△ 4○ 5×


第2問 (34〜79分)

6△ 7○ 8△ 9(i)×(ii)× 10(i)○(ii)○


第3問 (79〜113分)

11△ 12△ 13△ 14○ 15○


第1問は圧力がらみの計算問題が多かった。くらいしか言うことない。


第2問は気体の発生や陽イオン分析などしっかり覚えていないと答えが出せない感じだった。


第3問は比較的楽なのかも知れないが13番の高分子の知識がキツかった。


全体として数学は1.2を即座に完答し、残り時間や得意不得意と相談して3.4.5を解く形になりそう。過去問演習をしっかりしてるなら3に真っ直ぐ進みたいところ。物理は1.2と3の前半で稼ぎたいところだが、分子運動論の扱いが分かっていないと厳しそう。化学は有機→無機→理論で軽かったと思われる。


ここからは私事だが、物理と数学に計算ミスがあったので対策を書いていく。まず、試験時間は数学に関しては足りているので3行書くごとに一度ミスしていないか細部をチェックする時間を設けようと思った。足し忘れやかけ忘れはこれでなんとか防いで行きたい。物理に関しては試験時間がギリギリなのでspdを上げつつ、問題文を読んで把握した内容を丁寧に図に描きおこし、大きく文字を記入して見落としなどを防いだり、角度が絡む問題は先に角度込みの文字を出して間違えないようにしよう。(今回ならばB→Bcosθとしておくなど)