東工大2018レポート

数学

第1問 (開始〜30分)

(1)△(2)×

第2問 (30〜51分)

(1)○(2)△

第3問 (51〜94分)

(1)○(2)○

第4問 (94〜167分)

(1)○(2)×

第5問 (167〜180分)

(1)○(2)×(3)×


1は純粋に難しく感じた。(1)の円周上の方を示すにも、どうやって示すか、そのためにどんな変形をするのかを意識していても気付けないことがありそうなレベル。まあ、図形の性質で一撃ですが。2は1が分かると方針は分かるけど変形が大変。


2は3文字のユークリッド。x,y,zの係数みたら明らかな特徴があることに気付く。代入やらなんやらでミスしないように。


3の(1)は証明問題で、微分して極大極小について考察すれば良い。(2)は(1)で出したであろう極大値をとるxと極小値をとるxの間に存在する解の和の問題。そもそも極限の問題なのにSnが具体的に書けそうもないので挟み撃ち決定で、その上下は今言った通り極大極小を取るxの値である。


4は求積。(1)の誘導に早い段階で気付いたらやっとスタート地点。そこから最小値の計算をして、場合分け、積分と長い。なお、誘導ガン無視で解こうとするとかなり重い三角関数の計算となるので非推奨である(時間を大量に消費し、答えにたどり着かないのは最も愚かであるからだ)。


5は確率漸化式の問題。(1)(2)は簡単であるが計算量が多い。(3)は目的の文字について求めるために工夫を強いられる。そして計算量が多い。正直私は残り13分でこれを見たとき、死を覚悟した。


物理

第1問 (開始〜29分)

[A](a)○(b)○(c)×

[B](d)○(e)○(f)○(g)○(h)○


第2問 (29〜55分)

[A](a)○(b)○(c)○(d)○(e)○(f)○(g)○

[B](h)×(i)○


第3問 (55〜110分)

[A](a)(ア)○(イ)×

[B](b)○(c)×(d)○(e)○(f)△(g)○(h)○


1は二体問題だが前半は重心から見て考察したらほぼ片付くし、後半はエネルギー保存でほぼ片付く。言ってしまうと芸がない。


2は重力とアンペール力が釣り合っている電磁誘導の問題。ちょくちょくジュール熱を聞くことでエネルギー収支の理解を問うている。また(i)ではコイルの自己誘導の特徴を問うている。不安であれば(h)で答えた回路の式をI'に関する微分方程式として解けば良いだけの話である。


3は回折格子とレンズの融合問題。さほど難しい問題でもないが、初めて見る人からすれば「本当にこれでいいのかな?」的な不安はあると思う。私は(c)の光路差がただの光波のスリットの問題に対してレンズによって変わるので分からなくなった。ただ、光路差は光路差なので凸レンズの特徴を考慮して作図しておしまいである。


化学

第1問 (開始〜45分)

1○ 2× 3△ 4× 5(i)× (ii)○

第2問 (45〜75分)

6△ 7△ 8(i)○ (ii)○ 9○ 10×

第3問 (75〜108分)

11○ 12△ 13× 14△ 15○


1は3が周期表の下の方を聞いてきて痛かったのと4の計算に難しさを感じた。


2は厳しい計算はなく、じっくり選択肢を吟味してほぼ完答でいきたいところ。


3は13がなかなか難しいのと、14で高分子の知識がしっかり入っているかが差になるのじゃないかと思った。構造決定は比較的簡単なので「酢酸カルシウムの乾留」で詰まったりしないように。


今回解いてみて、数学がここまで崩れるのは想定しないといけないことなので良いとして、物理はまあまあな感じで点は取れてるが、化学であり得ない間違えを犯しているので大反省しないといけない。ズバリ、1/26の東大模試後から手を付けてないからであろう。また知識を入試に向けて入れていこうと思った。出来れば物化で点を固めて数学の失敗に備えたいところである。